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「廿山」の読み方
「廿山」という地名。どう読んだら良いかまったく見当が付かない人も多いのではないでしょうか。
まず「廿」が読めません。「甘い あまい」という字に似ていますが線が一本足りません。
なので「あまやま」とか「かんざん」と読むことはありません。
そこで「廿」一文字の読みを調べてみたところ音読みで「ジュウ」、訓読みは「にじゅう」でした。
そして意味は「20」「はたち」でした。だからといってこの地名を「にじゅうやま」と読むわけでもありません。
では「廿山」をどう読むのか?というと「つづやま」と読みます。
それが地名になると「つづやま」になるという何とも不思議な地名です。
「廿山(つづやま)」が付く主な地名・駅名
「廿山(つづやま)」が付く地名は「大阪府富田林市」だけにあります。
そもそも「富田林市」ってどう読むの?という方も多いかもしれません。富田林市は「とんだばやしし」です。
- 大阪府富田林市廿山
- 大阪府富田林市廿山一丁目
- 大阪府富田林市廿山二丁目
ちなみに現在、富田林市にある近鉄長野線「川西駅」ですが、1920年(大正9年)から1933年(昭和8年)まで「廿山駅」と呼ばれていたそうです。
「廿山(つづやま)」という地名の由来
「廿山 つづやま」という地名の由来をいろいろ探してみたのですが、まったく情報がありませんでした。
もともとこの地区には「廿山古墳」という前方後円墳があります。その古墳がこの地名の由来である可能性は高いのですが、ではなぜ「廿山」という地名が付けられたのかは定かではありません。
出典:地理院地図 | Wikipedia | Yahoo!ニュース
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