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「雁多尾畑」の読み方
「雁多尾畑」という地名は「かりんどおばた」と読みます。
まず「雁」という字が読みにくいですね。
「雁」は鳥の「がん」です。「かり」とも読みます。雁はアヒルより大きく白鳥より小さい鳥で、以前はとても美味しいことから食用として獲られていたものの、個体数が減少したことから狩りをすることが禁じられています。
そのまま読むと「がんたおばたけ」「かりたおばたけ」「がんたおばた」「かりたおばた」なのですが、なぜか「かりんどおばた」と読みます。つまり「雁多」が「かりんど」ということのようです。
「雁多尾畑(かりんどおばた)」が付く主な地名・駅名
「雁多尾畑(かりんどおばた)」が付く地名は大阪府柏原市にあります。
雁多尾畑(かりんどおばた)が付く地名
- 大阪府柏原市雁多尾畑
雁多尾畑(かりんどおばた)が付く駅名
雁多尾畑(かりんどおばた)が付く駅名はありません。
「雁多尾畑(かりんどおばた)」という地名の由来
雁多尾畑の地名の由来として多く出てくる説は、当地域にある光徳寺(こうとくじ)という寺の本堂が別名「雁林堂 かりんどう」と呼ばれていることから、そのお堂の名前をとって「雁多尾畑」と名付けられたというものです。
そのため「雁多尾畑」ではなく「雁林堂畑」と書くこともあったとか。
他にも当地域に鳥の「雁」が「多」く飛んでいたことから、雁多尾畑と呼ばれるようになったという説もあります。
出典:地理院地図
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